ともこさんの食器棚

どこか、懐かしいフォルムの食器棚です。

上段は、すっきりガラス戸。下段は、どっしり木戸。

戸の枚数が3枚や4枚の時には必要のない取手ですが、実は2枚戸には必要です。いつもの取手は手前にでっぱった取手ですが、今回は足元の抽斗（ひきだし）に引っ掛けたりしないよう、逆に引っ込めたデザインにしました。

さらに下には、 たっぷりと収納できる 抽斗（ひきだし）が。

ともこさんの食器棚も、ともこさんと同じ背丈。しっくりくる使い勝手の良さは、使う人とのバランスが大切です。自分の頭の上くらいの高さであれば、自由に物を上げたり下ろしたりできます。大きなカゴや箱を乗せたり、棚の上の使い勝手がぐんと良くなります。

家具があるべき場所に収まり、道具として息を吹き込まれる瞬間です。これが、なにより嬉しい時間です。