つみ木家具店 BLOG

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かなしいこと

2014/07/31 |

花日記

ツバメのヒナが、ヘビにやられてしまった。
夜にほんの20分だけ、家を空けた、その瞬間に。
自然とはこんなにも非情なものか。。悲しくて、悔しくて、もう涙が…。

毎日両親がひっきりなしにエサを運んで、スクスク元気に育ってた。
玄関を通る私たちをいつも覗き見て、ちょうど可愛い盛りだったんだよ。
巣の中で羽をパタパタさせ始めて、あとちょっとで飛べそうだったんだ。

昼間に見かけたヘビをちゃんと捕まえてたら…
ちゃんとヘビをしとめられるよう、置きっぱなしの植木鉢がなかったら…
もっとまめに糞を取りかえて綺麗にしてあげてたら…
電車の時間が違っていたら…
玄関の電気をちゃんと付けていたら…
フルールに留守を頼んでいってたら…
過去の自分に問いかける。何かひとつ違っていたら、無事だったのかもしれない。

ヘビよ、食べるのならどうかカエルにしてほしい。
ツバメの両親が、あの小さな身体でどれだけの懸命に子育てをしているのか… 毎日見ているから、心からそう切に願ってしまう。

次の日、いつもより早く目が覚めてに外に出たら、玄関先にヒナが一羽、仰向けに倒れてた。
飛べないのに、逃げて、なんとか近くまで帰ってきたけど、力つきたみたい。。
おそらく一番大きくなってた、いつも一番前にいた子だと思う。
庭に埋めてあげた。食べられてなかったことにほんの少しだけ救われたけど、何もかわらない。ごめんね。。
早朝から巣を見に来る両親たち。守ってあげれんくて、ごめんね。
ヘビが来たときに親が唯一できることは、騒いで人間に知らせることだから、きっと呼んでたよね。いてあげれへんくて、ほんとごめんね。

一日前には当たり前にいた子たちが、まさか今日はいないなんて…昨日の自分には想像していなかった。一気に寂しくなったなぁ。
何が壊れたりなくなったり、お金で解決できることならまだいい。
こういうことは、気持ちのやり場もなくて、やるせない。

まれに三回子育てをするらしいけど、さすがにもうないかなぁ。
ツバメは寂しそうにも見えるけど、やっぱり淡々としていて、お昼過ぎからは姿を見せなくなった。
時折、一回目に巣立ったの子たちと一緒に飛んでいる姿を見る。
後を引くのはいつだって人間だけ。
でも来年こそは、二回とも無事に巣立ってほしいなぁ。
だからまた来年も、帰ってきてね。


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